ホロコーストの生存者の方と…

Howardさんとの出会い

僕のカナダ留学の中で一番印象的だった出会いが、ホロコーストを生き抜いた方との出会い。その方のお名前はHowardさん。記事とか写真とか、ググれば出てくるよ。

話した時間は短かったんだけど、僕の心にインパクトのある言葉をくださった。「妬みや嫉妬は他の、妬みや嫉妬しか生まない。だから、それらはあなたの心の癌となる。人を羨ましいと思っても、妬まず、あなたが持っているものに目を向けなさい」。そう、僕に言ってくれた彼の顔は今でも鮮明に覚えてる。そして、「ジェノサイドは二度と起きてはいけないこと。でも、私はナチスを恨んでない。」ともね。僕も、「この人みたいにになりたい。」そう本気で思った。

なぜ彼は恨まないんだろう。自分と比較するのはあれだけど、僕は確実に恨んだと思うよ。でも、彼は知っていたんだと思う。負の感情は新しい負の感情しか生まないことを。だから、彼は自分が生き残れたことに感謝して、その思いを伝える行動にシフトしたんだと思うんだ。

今の僕と同じくらいの年にアウシュビッツでの生活を終えたって言ってた。僕は、アウシュビッツで刻まれた彼の囚人番号のタトゥーも見せてもらった。そして、びっくりしたのは彼が「なぜ僕が生き残ったのかいまだにわからない。もっと他に生き残るべきだった人もいた。しかしながら、生き残れたことには感謝しかない。」って言ってた。僕はここまでの心を持つ人だから、生き残るべくして生き残った人だと確信してる。現に、僕の人生観を変えてくれたし。彼の言葉には人を変える 「何か」があった。

学び、考えたこと

それから、僕は自分がどれだけ恵まれてるかを考えて見たんだ。まず、留学に行かせてもらえた環境。好きなことをこれまでの人生でやらせてもらってた。私立の学校にも中学から通えて、遠征の試合もいつも見にてくれてた。そして、僕は本当に幸せ者だって。

この時代に生まれて、僕は日本に居ては話せないような人とお話しする機会に恵まれた。これって、奇跡としか僕は言いようがないと思ってる。だけど、この奇跡っていう「ご縁」を生かすのも捨てるのも自分次第。僕は負の感情はできるだけ抱かないようにしたい。

僕たちの世代が「世界大戦を経験した人」から話を聞ける最後の世代なんじゃないかな。太平洋戦争とかを「被害者」として語れる人は、まだご健在の方もいらっしゃる。でも、「加害者」として語れる人はもうあまり居ないと思うんだ。だからこそ、僕はそういった人たちから聞けるうちに聞いて、考えたい。

戦争は良くないっていうけれど、それは何故なのか。ただ、「それが当たり前の考えだから」とはなりたくない。学んだ先で、僕なりの意見を導き出したい。そんなふうに思うんだ。

あの言葉を実践するのは難しいけれど、僕は頂いた言葉を自分の哲学にして生きていきたい。言葉をもらった時に「へー」」と思うだけで流すのは簡単だけれど、実践したりその言葉を哲学にするのはなかなか難しいんだよね。難しくても、ちょっとでも生活に取り入れてみれ僕は成長できると思ってる。だからこそ、僕は実践したい。

最後に

原爆とか、ホロコーストとかを実際に体験した人からお話を聞けるのはものすごく幸運なことだと思う。高齢化が進んでるから、そういった話をしてくれる人はそう多くはない。僕は、沖縄に行った時にもひめゆり学徒隊の方からたまたま、ひめゆりの塔でお話を聞けた。だからこそ、そこで学んだことをこうやって文字に起こすことが大事なんじゃないかなって思ってる。

まだ実は、広島にも長崎にも行ったことはないんだ。今年はそういった戦争の勉強もするつもり。3月に広島・長崎は訪れたい。講演会とか開いてれば、僕は行って直接原爆について聞きたい。そんなふうに思ってる。


2019年1月20日

経験
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