Genocide 2


Genocide の授業。最近は「自分は誰か?」、「アイデンティティとは何か」。そんなことをやっていました。例えば僕が日本からの移民2世だったとする。
こういう人が悩むのは「自分は日本人なのか、カナダ人なのか。」なんてこと。

家では日本人として生活して学校や外ではカナダ人として生活する。こんな記事(この記事は韓国人の人だが)もあったり。ポエムを読んだり。クラスにも私もそうって子がいたりして、やっぱりカナダなんだなって実感させられます。
日本人はこんなことあんまりないけど、ハーフのことかはどうなんだろう。日本という極めて単一民族国家でどう思ってるのだろう。最近増えつつあるアジアからの移民はどうなんだろう。そんなことを考えさせられます。

前回から差別について。先生は完全な白人でブロンドの女の先生。クラスには白人はもう一人。アジア人が僕を入れて一人。黒人が二人。あとはインド系。いろんなビデオを見たり、差別について話したり結構重い授業。黒人だと典型的な黒人だと思われるとか。(典型的な黒人とは彼が言うにはヒップホップが好きでダボダボのジーンズを履いて見たいな感じ。)

日本人でこの話ができるのだろうか?
こんな正解のない問題に対して自分の意見を日本人の高校生は言えるのだろうか?

僕はダイバーシティーというものの中に入らなければ答えられないと思う。

今日見たビデオは実験で子供の白人の中で最初に「目が青い子が茶色い子よりも優れている」と先生が言っての反応。次の日には「昨日のことは嘘で茶色い子の方が青い子よりも優れている」という。もちろん実験な訳だけど初日は目の青い子が茶色い子に対して「茶色の目」とバカにして喧嘩が起きた。次の日登校すると青い目の子でメガネをかけていた子が外してきてる。先生から「昨日のことは嘘で茶色い子の方が青い子よりも優れている」と言われると泣き出す子も。

彼らが大人になってからインタビューを受けた映像の中で、一人が「昨日まで親友だった子が今日は敵になってた。」と発言していてすごく心に残った。
もしいま、日本とカナダが戦争を始めたら友達は敵になるのか?
肌の色で、目の色で、人種で、国籍で遊ぶ友達を決められたら?
想像もつかなかった。
現実にはあった。日本とアメリカが戦争を始めたパールハバーのあの日、日本大使館の人たちはどうしたのだろう。彼らは友達もいただろうに。日本からの移民は?
想像できない。

差別はいけないと日本人は言いつつ差別する。例えばアジア系のあまり日本語がうまくないウエイトレスさんやコンビニ店員さんには”タメ口”(「ありがとう。」「とかちょっと待って。」)なのに日本人だと敬語になる。白人にはやらずに中国からの移民とかにすごくやる。

日本はアジアの中で先進国(世界の中でも)だからかな?
白人は映画とかモデルとかでみて羨ましいから白人にはしないのかな?
なんでなのか。

すごく疑問。

自分がそうだって人はすぐにやめるべき。差別をする人は自分から「僕は教養がないので差別します。僕は偉いから(なんの根拠もない思い込み)差別します。」っていうようなもの。

要は『バカ』。

カナダに来て良かったと思うのがこういう勉強をしてる時。アメリカにはこういう授業ないらしい(バッファローの友達曰く)からカナダを選んで良かったって本当に思う時がこれ。(もちろんアメリカにはアメリカの素晴らしさがあるが)